心理療法、心理カウンセリング、うつやストレスなどの悩み相談

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Q&A
Q1.システムについて説明して欲しい。
Q2.どういう方が来られているのですか?
Q3.何回通わなければなりませんか?
Q4.電話相談はしていませんか?
Q5.催眠はしていませんか?
Q6.一人でできませんか? 一人で治せませんか?
Q7.クライエントは弱い人ですか?

Q1.システムについて説明して欲しい。
A1.システムに関するお問い合わせはたくさんいただいております。ここでは、その中でも特に多く寄せられる料金と予約制ということについてお答えしたいと思います。

料金は、60分の面接で6,000円頂いております。面接の記録を作成する時間も必要なため、1日に6、7人の方とお会いするのが限度であり、そのために1人のクライエントの負担が大きくなってしまうということは、私も十分承知しております。その人の秘密を守るためにも、1人ずつ個別にお会いしなくてはなりません。料金については、不満を述べられる方もあるのですが、その辺りの事情もどうか察していただきたいと思います。

また、料金というのは、基本的に、カウンセラーの時間とカウンセリングを提供する場所(機関)に対して、支払われるものです。

私は、料金を支払うことによって、クライエントの方にカウンセリングに参加してほしいと願っております。それだけの料金を払うのですから、クライエントにとって有意義な体験となってほしいし、そのために十分お役に立ちたいと望んでおります。

実際、クライエントの話というのは、お金を払ってでも話す価値があるものだと私は受け止めております。お金を払うという犠牲を払ってでも、クライエントの方々は、その人にとって本当に大切なことを話しに来ているのだと、私はいつも感じております。

予約を取らなければならないことに不便を感じている方もいらっしゃいます。料金を受け取る以上、カウンセラーは1人1人のクライエントのために時間を確保しなければならず、そのためにも予約制というシステムを採らざるを得ないということをご理解していただきたいと思います。

苦しい時に、待たずに援助が受けられるというのが、本当は理想的であると私も思います。飛び込んで来られた方に、時間が空いてなくて1日待ってもらうということもありましたが、それも本当にたいへん申し訳なく感じております。
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Q2.どういう方が来られているのですか?
A2.いろいろな方が来られています。 心や性格面での悩みを抱えるとどういう所に相談していいのか分からないということがありますが、そういう方からよくされる問い合わせであります。

臨床家はこれまで、心の病とか問題を記述に、分類し、それぞれに名前をつけてきました。しかし、実際に人が経験する悩みや問題というのは、それほどきれいに分類できるものではないと思います。 人によっては、辛い状態にあるのだけど、それが漠然としていて、言葉で表現することが困難であるという場合もあります。何か抱え込んでいるということは意識できても、何にそれほど悩んでいるのかわからないというケースもあります。

実際、心の状態や悩みを説明することはとても難しいことだと思います。自分でもよく分からないことであれば一層どこに援助を求めていいか悩むのは当然だと思います。

カウンセリングでは、話していくうちに少しずつ心の中が整理されてきて、最初はよく分からなかったことが、除々に理解されてくるということがよく起こります。ですから、心配な点や不安もあるでしょうが、まずはカウンセリングを受けてみるということをお勧めしております。
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Q3.何回通わなければなりませんか?
A3.このような質問をされる方は、カウンセリングや心理療法は長期的に通わなければならないというイメージを抱いていらっしゃるのかもしれません。その場合、回数ということが、とても大きな関心事になるだろうということが理解できます。 心理療法の中には、あらかじめ回数を設定する方法もあるのですが、実際にやってみると、様々な偶然が関与してきて、その回数通りにはいかないということを私は経験したことがあります。

当センターの方針としては、カウンセラーの方から回数を設定するようなことはいたしません。面接は一回毎の約束で実施していきますので、いつ終了するべきかはクライエントに決定してもらっています。

このことをもう少し具体的に述べますと、継続して受ける場合、クライエントがカウンセラーを必要としている間だけ続ければよいということです。クライエントがカウンセラーを必要としている時に会うことができ、必要と感じなくなるまで続けるというのが、本来の在り方ではないかと、私は考えております。
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Q4.電話相談はしていませんか?
A4.電話に限らず、メールで相談にのってほしいとか、訪問カウンセリングをしてほしいという方もあります。 何らかの事情があって、外出が困難な方々からの要望であると私は受け止めております。

訪問カウンセリングの必要性は私も認めておりますし、様々なメディアを活用したカウンセリングの方法を確立していくこともこれからの課題であると認識しております。現時点では、当センターの設備不足のために、こうした問い合わせをしていただいた方々の要望にお応えできないのを、非常に残念で申し訳なく思っております。従いまして、面接室まで足を運んでいただくようお願いしております。

その一方で、実際に会うということがクライエントにとって何か貴重な体験につながるのではないかと考えております。カウンセラーに会いに行くまでにも、また、カウンセリングを終えて家に帰る間にも、クライエントの心の中では様々な動きが見られるものであり、そのようなプロセスを体験することにも大事な意味があると私は考えております。 そして、クライエントが安心して自分自身を語り直せる空間を提供することも私の仕事であるという認識をしております。
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Q5.催眠はしていませんか?
A5.この質問もよく寄せられるのですが、当センターでは対話を重視したカウンセリングを行っておりますので、催眠療法は行っておりません。 

心理療法には様々な方法があり、催眠もその一つなのですが、どの方法も万能ではなく、その方法に特有の弱点や限界があります。催眠も万能ではないかもしれません。イメージしていたものとまったく異なるかもしれません。期待していたものが得られないということが起こるかもしれません。また、カウンセリングよりも催眠の方がお手軽だと思い込んでいるとしたら、それは間違っているかもしれません。

どうしても催眠を希望される方には、そのようなリスクも考慮し、覚悟していただいて、どうか良心的な催眠療法家と出会われることを願っております。
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Q6.一人でできませんか? 一人で治せませんか?
A6.初対面のカウンセラーに自分のことを話すということは、とても勇気がいることだと思います。抵抗を感じる気持ちもよく理解できます。他にも、その人なりの事情があるのかもしれません。 確かに、文献を読んだり、自己催眠法を学んだり、一人でできる部分もあるでしょう。しかし、一人でする場合とは違うものが、カウンセラーや他者と協力した場合に得られるかもしれません。 絵画療法を例にしてみましょう。絵画療法とは、絵を描いて心の状態を表現する心理療法ですが、一人で部屋に閉じこもって描いても成立するかどうか、私は疑問に思っています。絵を観てくれる人、描くプロセスを見守ってくれる人、あるいは、一緒に描いてくれる人の影響は大きいと思います。そのような他者の存在がなければ、絵画療法は成立しないかもしれません。 一人で頑張ろうという気持ちは素晴らしいと思いますが、あまり一人で背負いこむようなことになれば、かえって辛くなるのではないかと思います。 必要に応じてカウンセラーを利用できるということも大切なのではないでしょうか。カウンセラーとの共同作業の中で、貴重な体験をして欲しいと私は願っております。
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Q7.クライエントは弱い人ですか?
A7.カウンセリングを受けに来る人の中には、自分をとても弱い人間と思い込んでいる人もいます。自分の問題を、自分でどうすることもできない、無力な人間だと感じている人もありました。しかし、その人が弱いから専門家の援助が必要なのだと考えることは、正しくないと思います。 人は何か深刻な悩みや心の問題、心理的な症状を抱えてしまったとき、それらを否認して無視することもできれば、アルコールやギャンブルに溺れて、それらから逃避することもできます。本当は自分の問題であるはずなのに、周囲に転嫁させて、他人や環境を責めてばかりいることもできます。 しようと思えば、無視したり、逃避したり、ごまかしたりすることができるにも関わらず、また、そうした方が本人にとっては楽であるかもしれないにも関わらず、クライエントは自分の問題に向き合い、取り組もうとしてカウンセラーを訪れているわけですから、どうして、その人たちを弱いと言うことができましょう。
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